さといも(サトイモ科)
こんにちは。
ブログ・うちの畑でとれちゃいました!に遊びに来てくれて、ありがとうございます。
「さといも」についての話です。
今日は「さといもの栄養」です~。
秋から冬にかけて旬をむかえるさといも。
ほっくりねっとりしてて、おいしいですよね~。
さといもの主成分はでんぷんです。
ビタミンはあまり入ってないので、ビタミン的に「スゴイ!」ってのはないのですが~(笑)、さといもは他がスゴかった!
まず、さといもは他の芋にくらべて水分が多くて低カロリー。
100グラムあたりで見ると、
さつまいも 124カロリー
じゃがいも 78カロリー
やまといも 124カロリー
さといも 61カロリー
と、かなり低めです。
さといもはカリウムが豊富です。
カリウムは、むくみの原因になるナトリウムを外に出してくれるので、むくみ予防になります。
さといもには「ガラクタン」という成分がたくさん含まれています。
さといもにはぬめりがありますが、このぬめりはガラクタンやムチンなどでできています。
このガラクタンは、脳を活性化させる効果があるといわれてます。
そのため、認知症などの予防にいいとされています。
ガラクタンには、コレステロールを下げる力も持っていると考えられています。
コレステロールを下げることで、肥満だけでなく動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの病気を予防できると考えられています。
また、ガラクタンには血圧を下げてくれる効果も期待ができます。
さといもには、ぬめり成分の一つでもある「ムチン」も入ってます。
ムチンにも健康効果があると考えられています。
まずムチンは、たんぱく質の吸収が良くなるようにサポートしてくれます。
たんぱく質は、体をつくるのに大切な栄養です。
ムチンは胃腸の粘膜を保護して、胃腸の調子を整えてくれる効果が期待できます。
あまり食べませんが、さといもの皮にもポリフェノールの一種である「リグナン」という物質が含まれていて、女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きをします。
リグナンには高い抗酸化作用があり、体内の活性酸素を取り除いて、メラニンの生成を抑えたり、老化防止の効果も期待できます。
さらに、アミノ酸も18種類も含まれています。
ちょっと地味なイメージのさといもですが~、こうして見るとなかなかの健康野菜ではないですか!
低カロリーでダイエット向き、というのも嬉しいですね(笑)。
今日はここまで~。
つぎは「さといもの保存法」です。
あなたの畑の野菜たちは元気ですか?
楽しく育てて美味しく食べちゃいましょう~!
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